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Flexible Actuation System 適用提案
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目次



基本概念                 


 アクチュエータ自体はできるだけSimplex。それを多機能化させた個々のイフェクタ (機体操縦のための舵面やエンジン作動) に適正な冗長度で配置して、多様化した作動のサクセス・パスを持ったアクチュエーション・システムです。Flexible Actuation System の概念
 


 例えば、エレベータを差動し、エンジンも操縦に組み入れたり、それも差動状態も配慮したりすると操縦の自由度が大幅に向上しサクセス・パスが多様化できます。


発想の原点               

 
将来航空機の一つとして研究されているMorphing Aircraftの一形態には、マンタを想像させる柔軟構造の飛行物体があります。構造が柔軟で筋肉で作動していれば、いかような細かい動きもできるし、生物では組織の再生も可能であることから、多少傷ついていても、またいつまでも支障なく動くことができます。


多様な舵面機能構造          

1.Morphing Aircraft

2.現状の機体、舵面構造でも、例えばエレベータ、エルロンの左右独立作動、ラダーの上下分割等によって必要な機能多様化が可能になります。エンジンも機体操縦に有効なイフェクタとして機能します。


Actuation Systemへの適用 : Flexible Actuation System    

 上記の多様な舵面機能構造の機体に概念通りの作動系を構成したものが
Flexible Actuation System です。 


 例えば、 現状の機体形態でも
 1) 縦コントロールに効果的なエレベータ、
エンジン同時作動エルロン等のすべてのイフェクタをつかさどる縦系統のActuation Computer  

 2) 横コントロールに効果的なエルロン、差動エレベータラダー等のすべてのイフェクタをつかさどる横系統のActuation computer    

 3) 同様に方向コントロールに効果的な分割ラダー、
差動エンジン等のすべてのイフェクタをつかさどる方向系統のActuation Computer   

 
これに、全体をコントロールするFlight Control Actuation Computerを配置したコントロール・システムを構築すれば、各舵面、及びイフェクタに冗長構成されたアクチュエーション系が設定されて、提案している多様なサクセス・パスを持った、10-13レベルのシステム作動信頼性を可能にするFlexible Actuation Systemが構成されます。


実機適用のステップ         


 
しかし、この概念は10-13システムにこだわっているわけではありません。
 例えば、エンジン、差動エレベータ等だけによるそれなりの多様サクセス・パスのイフェクタ系でも、そのアクチュエーション構成に再構成制御則を組み合わせて、より高度なシステム安全性を目標とすることができる、ということが重要です。

 ジェネラル・アビエーションでは現状のアクチュエーション:系に再構成制御を機能的に付加することも考えられますが、これだけでも大きくステップ・アップします。

 機種のカテゴリを配慮して、システム作動信頼性レベルを少しずつ高めながら歩を進めていくことが、現実的で確実な高度化の方向と思われます。



                  
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